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●視察報告（2005年3月29日～31日）

期日	視察場所	内容
2005年3月29日	大村市　泊
2005年3月30日	佐世保市	バリアフリー生活館について
2005年3月31日	佐賀市	CM（コンストラクションマネージメント）による小学校建設佐賀インターナショナル・バルーンフエスタ

佐世保市のバリアフリー生活館については、写真に示すとおり介護に関する器具など多くのものが展示され、法人や団体に貸し出すシステムが確立されていた。
特に、価格が明示されていることから、利用頻度の度合により安価で良質な物づくりに企業間の開発も活発に行なわれることが期待されそうでした。
一方、教育の一環として市内から多くの児童が見学に来館しており、器具を体験し感想文などが寄せられていました。
高齢者への思いやりの心を育む良い機会としていました。
佐賀市のCMについては、第三者機関を活用した良質な建設費削減の課題をクリヤーした事例でした。
内容は、佐賀市立高木瀬小学校校舎改築事業　CM契約　です。
この事業は、「公共事業を内側から変えてみた」2004･12･13　桑原耕司著も出版されており、公共事業を見直す視点から興味深いものでした。
CMRといわれる技術屋集団が、適正な手数料を受理し、発注者に代わって良いものを少しでも安価にして事業を成功させる。
夢のようなお話のようですが、本事業について約7億円の設計金額に対し8千万円の縮減がなされていました。
通常の入札より更に５％の縮減できたとのことでした。
次に、バルーンについては25年のキャリアがあり、担当者のお話も熱意が感じられました。
特に、市の補助金1億1千万円がその熱意の表れだと思いました。
佐賀市は熱気球（バルーン）は観光産業だけでなく、小学生の理科の教材としても活用を考え、隣の福岡市立の小学校とも連携を深めているそうです。
いずれにいたしましても、インターナショナルの大会を開催されるに至った経過をお聞きし、関係者のご努力に敬服いたしました。
対応された職員の姿に、佐賀市は佐賀の7賢人を標榜し、市民と共に行政を運営している素晴らしい都市だと思いました。


バリアフリー館の写真です。

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Last modified: April 3, 2005