紙風船 #117

鈴鹿市のかたち、その四

2011.01.03


 前回は、書道特区構想を取り上げ、市内産業(鈴鹿墨)の振興と教育の連携を提言いたしました。
今回は、身近にある自然の活用をテーマに提言いたします。
親水・・水に親しむことは、私達にとってとても必要なことだと思います。
特に、海の魅力はそこしれないものがあります。
私は、時おり打ち寄せる波をみつめに砂浜にたたずむ時がありますが、幼いころから変わらないその波動はいつも心を癒してくれます。
休日に親子連れで釣りに出かけたり、砂浜を散歩したり、豊かな海の幸を買い求めたり、その風景を見ながら食事をしたり、海の持つ魅力を十二分に感じることができる鈴鹿市。
そこに住む市民が楽しむことができてこそ、観光的魅力が生まれるものと思います。
さて、現実はどうでしょう。
親水護岸になっている場所や、安全な釣り場が幾つあるのでしょう。
白子漁港には「魚魚りん」があり、市民が新鮮な魚を買い求めに集まりますが、できれば食事や、釣りを楽しむ場所、それらを複合的に配置した白子漁港の姿を示すことが、海岸線を持つ鈴鹿市の強みだと思います。
また、千代崎港以北の海岸において、テトラポットを活用した親水護岸のあり方は、魅力あるものになると思います。
皆様も一緒に考えてみませんか。
身近にあるから気付かない、いつもあるから感じない、そんな視線に光を当てましょう。

鈴鹿市議会議員 原田勝二


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Last modified: January 4, 2011