紙風船 #90

林住期(りんじゅうき)
2008.06.30


 古代インドでは、人生を四つの時期に分けて考えたとのことです。

人生を100年として各期25年と考え、学生期(がくしょうき)、家住期(かじゅうき)、林住期(りんじゅうき)、遊行期(ゆぎょうき)と称する考え方をいいます。

私の解釈としては、林住期とは50歳から75歳までの間を、人生50年で蓄えた全てのものを土台にして自在に生きる喜びを表現する時期だと考えています。

私は生まれ故郷の発展を夢に、政治家を志して53歳で会社を退職し、54歳から市議として活動をしていますが、その活動も10年を経過し、これからが大切な時期と思うようになりました。

先日、TV放送で宗教学者が「林住期」についての解釈を話されていましたが、その方は日常生活の中にも、その時々に輝かしい日々があり、まさに自在の日々が林住期となることを示唆されました。

游行期までは遠い日々ですが、これからも古代インドの教えを真摯に学びながら、良好な人間関係を堅持しつつ、初心を忘れることなく故郷の発展に努めたいと思います。

 人生いろいろ、林住期の過ごし方もいろいろだと思いますが、あなたはいかがですか?

鈴鹿市議会議員 原田勝二


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Last modified: July 1, 2008