風 2007.12.04
風があたたかい陽射しの中で菊の花におじぎをさせている。
風がひゅーひゅーと泣きまねをして、ここにいるよといっている。
風がとびらのすきまから入ってきて、こんにちはといっている。
私たちは自然のなかにはみえないものがいっぱいあることを知っている。
知ってはいるが、ひごろは生活の中でわすれている。
忙中閑有りの心境にて、風のそんざいに気づいてあげよう。
北風が南風に変わる日を待ちながら。
鈴鹿市議会議員 原田勝二
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Last modified: December 4, 2007