旗手
2004.09.25
紙風船も46話となりました。
久しぶりに、母校、大木中学校の秋季体育祭の開会式に出席させて頂きました。
体育祭には最適の天候の中、旗手が、470名の生徒を従えて行進が始まりました。
実に、整然と、そして、堂々たるものでした。
私は行進を眺めながら、旗手を務める生徒さんと自分の昔の姿をかさね合わせ、校旗の重さを思い出していました。
当時を振り返りますと、おもはゆい気持ちと、名誉な気持ち、失敗してはいけないという気持ちなど、本当に複雑だったことを思い出します。
何よりも鮮明に思い出しますのは、行進中の胸の高まりと終えた時の達成感です。
皆様も、多感な時代にいろいろな経験をなされたかと思いますが、いかがでしょうか。
旗手、それは、1959年の私にとって青春そのものでした。
鈴鹿市は、鈴鹿市の徽章(昭和19年12月制定)、を市旗としています。
私はこれからも、その旗の下、1959年の感動体験を忘却することなく、鈴鹿市民憲章(昭和61年1月1日制定)の具現化に向かって皆様と共に幸せを願いながら行進してまいりたいと思います。
* 鈴鹿市民憲章
○ 自然を愛し 緑豊かなまちをつくります。
○ 互いに助け合い あたたかいまちをつくります。
○ 健康に心がけ 生きがいのあるまちをつくります。
○ 教養を深め 文化の香り高いまちをつくります。
○ 郷土を誇り 力づよいまちをつくります。
鈴鹿市議会議員 原田勝二